きょうは皐月五月の晦日、5月31日である。井上陽水の「5月の別れ」は別れの歌
やけど、とても素敵で綺麗な歌詞とメロディで大好きやな。この5月は大した別れも
なく、寧ろ「出会い」の方が多かったのではないか?緑濃く新しい季節到来やもんな。
NHKのEテレ「100分de名著」がマイ・ブーム(言い方が古い?)や。5月はカフカの
「変身」やった。6月はパスカルの「パンセ」、550円でテキストを買うてきた。表紙の
「「考える」ことが、すべてだ」と「私たちの本性とはーなんと悲惨で、偉大な事か。」の
謳い文句ちゅうかキャッチ・フレーズがええ。何せ「人間は考える葦である」やもんな。
あんまり「考えないで生活してる」が、きょう偶々、チャリンコのパンク修理をしてもらう
必要があった。最寄りのコーナンの自転車コーナーで、「通常のパンク修理は800円
です。チューブ交換が必要な場合は部品代540円手間賃1500円が加算されます。」
ちゅうことやった。少し考えて?から「最初の800円は?」と聞く前に、若い店員さんが、
「最大で2840円かかります。」と言った。最近は、この「「最大で」云々」がミソやなあ。
駅前の駐車場などでは「一日最大900円」などの看板が目立つ。預けたことはないが、
一日は24時間以内ちゅうことか?その際、所謂日付け変更線は如何なるんや?とか、
「考えて」しまう。「考える」ちゅうよりは「思って」しまう。「我思う、故に我あり」なんやろな。
「改札で 君と出会わす 夢をみた」
BGMは井上陽水「ゴールデン・ベスト」、「青空、ひとりきり」何やら「哲学的」でええ感じ。