まるで丸裸な夜明け、地球はこの星は宇宙なんや!を感じる一日の始まりやった。
もう運命やろ?としか言いようのない掛け替えのない友人が午前6時きっかりに
迎えに来てくれた。「何や天国でゴルフしてるみたいやなあ」でティーイングオフ。
まさに雲ひとつない、青と緑と短い飛行機雲の白だけ、会話がなければ音もない。
広いスルーザグリーンで三人が散らばればそこはそれぞれの「生き天国」やったな。
29期准教授はキャプテン杯決勝36ホールマッチを孤独に闘っておるはず。皆が
それをわかってるから余計な会話がない。6番7番ホールでスルーする彼を沈黙の
応援しつつ見送った。真剣勝負に下手な声は掛けられない。彼は青白い顔で笑った。
積み上げた勝ちのぶつかり合いは傍で観ていても緊張する。精神力と結果が直ぐに
見えるゴルフ競技の真髄かもしれん。所謂ハンディ戦とはいえ、相手の眼鏡の奥の闘志
が見える。いつも仲間の彼は顔色がなかった。こっち見て愛想笑いせんでもええのに。
一方、件の三人はいつものお気楽酔いどれゴルフやった。偶々チョコレイトを貰った。
「すっぽん行こ!」ちゅうことになった。何やら「血沸き肉躍る」感が満ちて来たので
隣接の「うなぎ釣り」で一尾釣りあげた。心優しいS君は友人兄の池までタクシーを
駆って放流し「あいつの救世主になったった」と「いつ食うちゃろかな」と言うてた。
まっすぐ帰ればええのに「カラオケ唄いたいからスナック行くぞ」でボウリング大会
打ち上げの会に無理矢理合流、唄いたいご本人が寝てしもたんで場違いを承知で
気持ちよくクラプトンの「ワンダフル・トゥナイト」と八代亜紀の「愛を信じたい」を唄うた。
今、手元のMDで流れてるのは森山良子の「手」、きょうはほんま「生き天国」やったな。
「生きてたい天国地獄あるならば」
本日の体重 83.8Kg 今、サラ・ブライトマンの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」