夜中或いは未明にカーペンターズを聴いている。遠くて近く、近くて遠いを実感してる。
きれいな伸びのある唄声が心地良いが、ちょっと「えぐられて」残酷に響いてしまうな。
机にはさんでる「楠公壁書」に「大酒ハ失多シ」とある。24日夕方には「そうやな、これで
いかんとあかんぞ」と思てたはずやのに「大酒」してしもた。ええ歳してほんまアホである。
もうアホなことは許されないし卒業すべきやのに、やっぱり「アホは治らん」のかもなあ。
酔眼で書いたのには不適切な表現があった、ウォッチャー?某君から「大丈夫かあ?」
とご指摘をいただき、あらためて読み返すと顔から火が出たので、削除して書き直した。
人生は一瞬一瞬の積み重ねやとすると、コマ送りのひとコマを共有できた。感謝しよう。
午後になって偶々母校桐蔭高校に出掛けた。二年前に開校した桐蔭中学の説明会を
聞きに行った。愚息は「近いしみんな居るから」らしく、徒歩3分強の紀之川中学に進学
するようだ。単なるお父さんのノスタルジー?で30余年ぶりで体育館に足を踏み入れた。
バスケコートが三面ある体育館は卒業式以来やった。800名ぐらいの「入り」に当時の
卒業生540名が蘇る、折りたたみ椅子の浮彫の「桐蔭高校」の文字や、校歌の♪新た
なる世紀(とき)に目覚めて・・♪が頭ん中でぐるぐるする。和中・桐蔭精神昂揚会?か?
正面玄関右横には「改革と伝統」、旧図書館前には「努力!天は自ら助くるものを助く」、
グラウンドには「努力なくして栄光なし」の言葉が輝いてて、明治12年開校の重みあり。
帆かけ舟?みたいな高校校章の横に和中の校章をベースにした中学校章が並んでる。
30数年前の無法地帯?の和中講堂が懐かしい。うどん・カレー食堂は生徒ホールと
なって清潔感満点。憩いの場?出会いの場?やった図書館は第三棟内に移動してて、
「恋の花咲くこと」はなさそうな勉強熱心の学生で満席。楠の大木の下では、グループ
交際?ではなく演劇部の練習やった。掲示板には「男女問わず部員募集 ボート部」
が貼ってあった、まだやってるんかな?「棒飛ぶ!」、個人的には漕艇部がええけどな。
北側と東側に伝統のスタンドがあって、北側には木漏れ日や枯葉舞う懐かしい坂道が
ある、詰襟と紫三本線バッジ付きが寄り添って歩いたりしてた。プロ野球日本シリーズ
の頃にはこの坂道を駆け上がり降りたところの同級生女子宅に上がり込んで、寛いでる
彼女のおやつを強奪し、おっさんくさい?高三生三名がテレビに見入ってたもんやった。
「ピアノ弾いてくれよ」「ええっ?」「何でもええでえ」「うん」井上陽水の「心もよう」やった。
「きょうもまたあなたを想う喉乾く」