いきなりだが、30年前に読んだ新書のタイトルではない。どちらも日本的経営の権化の
ようなグローバル企業やけど、この期に及んで?社長の在りようが180度変わったか?
米国大統領就任とか参院予算委での漢字検定?とかの大小ニュースであまり目立たな
かったが、トヨタの新社長が創始者のひ孫にあたる方に決まったという。「大政奉還」との
見出しが躍ってた、広辞苑によると「・・・徳川第15代将軍慶喜が征夷大将軍の職を辞し
、政権を朝廷に返上したこと。・・・鎌倉開府から数えて682年をもって武家政治は終末を
告げ、いわゆる王政復古となった。」とある。そうか、トヨタで王政復古したんか?どうりで
新聞には「豊田家系図」も掲載されてたようや、「ひと」欄には「今上当主?」の顔写真も。
松下電器ではついになされることがなかった「大政奉還」、社名すら変わってしまったな。
四半世紀前、幸之助翁の孫にあたる方は階下の録音機事業部国内営業部におられた。
そういえば、真っ赤なトヨタのMR-2で通勤しておった。暫くしてカーレーサーになったと
聞いたが今はどうしてるんやろ?放っといてくれ!やろけど。その年の離れたお兄さんは
ついに「社長」になることはなく「取締役副会長」というようわからん役職に就いておられる。
当時は輸出三課長で今や副社長ナンバー3と同期らしい、こちらは「社長」の可能性あり?
両社のこの差(なんの差かようわからんが)は、勝手ながら思うに「製品単価」やろなあ。
わかりやすく言えば、トヨタの最安値のクルマとパナソニックの最高値のテレビが同程度
の(かなり乱暴だが)価格ではないか。グロス売上げもあたり前ながらそういう差が出て
くるやろ。グローバリゼーションのモータリゼーションには「王政復古」やったんやろなあ。
鼻風邪かなあ?インフルエンザではないと思う。昨晩のテレビドラマ「ありふれた奇跡」を
「たまご酒」飲みながら少し朦朧とした感じで観た。薬のせいかな?眠くて仕方なかった。
おかげさまで今朝はすっきり。石川君がマスターズに特別招待の報に一気に目覚めた。
彼のキャップには必ず"Panasonic"の文字8億円?"TOYOTA"もどっかにあったかな?
「和のこころトヨタ松下これからも」