金曜の夕飯は何と茄子入りカレーライスやった。ビールのお伴としてはほうれん草と貝柱と
ベーコンのバター炒めがあったが、ビールは止めにした。カレーはどうも昼ご飯めいて?る
のでノンアルコール夕飯となった、21:00レイトショウの「チェンジリング」150分に決めた。
ツーといえばカーちゅうのか?あといえばうんなのか?それぞれの主演者たる夫婦の来日
の宣伝効果なのか、日経夕刊に載ってたからか、どうにも居ても立ってもいられなかった。
「また出て行くん?」の声に見送られ?したい放題の日々はストレスレスを追求したいだけ。
「愛と正義は勝つ」とか「女は弱しされど母は強し」とかが浮かんで来たが、全編を支配して
たのは何とも言えない「実話」という緊張感やった。物哀しい枯れたトランペットとピアノの音
が1929年世界恐慌前年のおぞましい事件の顛末を覆ってる感じやった。重い映画やった。
同じクリント・イーストウッド監督作品やからか、どこか「ミリオンダラー・ベイビー」のトーン
が滲む。ひとはひとりでは生きていけないし、生きるということはどうしようもなくやるせない
ことなのかもしれないと思い知らされ、「希望」という言葉にどーんとじわーっときてしまった。
時空を超えて溢れてる"keep on believing"は、やがて"hope"になるちゅうことやろな。
「映画は楽しく大笑いできるのに限る」とか「観終わった時に泣いたり眉間にシワは嫌」とか
いう意見もある。個人的には損な性分ちゅうか性格ちゅうか「映画を観て泣きたい」方やな。
「朝生テレビ」が始まった。こんな鬱陶しいもん見んでもええのに見たいのんに似てるかな。
結局、肉体的にも精神的にも健康で元気が一番ちゅうことやろな。わかってるちゅうねん!
「早起きでふらふらやのに起きて見る」