本日は絵に描いたら難しいやろけど、まさに絵に描いたような五月晴れやった。朝帰りは
最近はしてへんけど、その時によく「東の 野にかぎろいの 立つ見えて かえりみすれば
月かたぶきぬ」を実際に見た。きょうはまったくその逆で夕陽と青白い月とが絵になってる。
毎日新聞朝刊8面「「世界のパナソニック」目指す」とある。いよいよかとうとうか10年度に
白物家電を北米市場に投入するという。「世界の松下」時代の北米白物家電市場はGEと
ワールプールが席巻してた。Panasonicブランドの冷蔵庫に洗濯機に違和感ないかな?
四半世紀以上前にもブランド戦略をどうたらこうたらしてたのを思い出す。"Panasonic"
は長すぎるし"sonic"は「音の」やから"Pana"はどうか?とかだ。中を取って"Naso"は
どやろ?外を取ったら"Panic"やしなあ?というような議論ちゅうか会話が実しやかやった。
中国四川省は大地震発生からひとの生死を分かつという72時間が経ち悲惨さを増してる。
不謹慎だが、ふと懐かしく面白い話を思い出した。30年以上前、大阪外大(現・大阪大)が
上本町にあった頃、29期蹴球部T君が露語科に進学してた。良く言えば伝統のある、悪く
言えば不衛生な感のある学食で昼食でも夕食でもない食事をともにしてた。彼が、唐突に
「中国へ行って仙人になる、四川省や」と言い出した。「何で?」「これからは仙人の時代や」
「ロシア語は?」「ううーん」、隣席に座ったひとの皿に蠅が・・・、その異人種の異邦人は
今風にいうと「そんなの関係ねえ」の如く爆喰いしてた。「何せ、四川省で仙人になるんや!」