「秋の空は高い」というのは雲が高いところにあるからだという。なるほど夏の入道雲は
地上から生えているようでもある。青い空にうろこ雲は絵に描いたような秋の空である。
「本日、未熟者」の冒頭の歌詞は、「あがいて もがいて 1日がゆく/ わめいて ほざいて
1日がゆく/ さからい はむかい 1日がゆく/ 当たって 砕けて 1日がゆく」である、若い。
若すぎて羨ましい、こいつが誰か知らないが、まさに生きている。こうありたいと思う中年だ。
調子乗りのいちびりは金曜日夜に、すぐそばで堀場雅夫氏の姿を拝見してからファンになり
早速その著作を買い込んできた。遠目の講演会では「おもろいおっさんやなあ」程度の感想
だったが、ライヴ感というか存在感というか生身というかオーラというかを感じてしまったのだ。
上がりふた月半の10月半ば、なんやかんやとばたばたしてる。文庫本はまだ読めずにいる。