ありがたいことに29期同級生からご自宅の襖の張替えのご注文をいただいた。ジストシネマ
の近くなので、見本帳をお届けしてから、レイトショーで「武士の一分」を観て、露天風呂した。
日本人のしかも男に生まれてよかったなあと思ってシネコンを出たら、青い月が眩しかった。
武士の一分が何たるかよりこの国の自然を男と女をとおして思い知らされたような気がした。
この国の見事な四季の中の、お上、宮仕え、身分、身の丈、一汁一菜、立ち居振る舞い、
武士道、刀、切腹、質素、倹約、情け、・・・・・、男と女。来年は羽織袴でも着てみようかな?
12月7日は「娘たち」の誕生日だ。出産予定日は3月3日だったが、一卵性双生児で「片方」
の成長が止まって、急遽帝王切開術による出産となった。和泉市の大阪府立母子センター、
外は寒くて白いウィンドブレーカーを着て駆けつけた。やたらと書類にサインして、消毒して、
やっとやっと「君たち」に会えた。想像してた出産シーンとはまったく違ってたのだけれども。
12月14日にひとりの出生届とひとりの死亡届を同時に提出した。あれからもう13年経つ、
今夜の誕生会は君のリクエストの「たらこスパゲティとピザ、デザはなんやらケーキ」やで。