1825、和歌山市民会館大ホール。和歌山演劇鑑賞会で前進座公演・山本周五郎
原作「柳橋物語」を初めていつものようにひとり鑑賞や。「過酷な運命と愛の
悲劇に耐えて、人間の真実を貫き、愛をまっとうした、江戸庶民の恋と人情を
描いた周五郎の名作」の謳い文句通りの出来映えで2130の終演まで堪能したで。
女子ジャンプ銅メダルの方は「暖かいお布団で眠りたい」と言うたと伝え聞く。
緊張感と集中力から解き放たれて、きっと「大の字」で寝たかったんやろなあ。
今宵の劇中に、いつの世でも大火事や大水に翻弄される人々の運命を感じたな。
人生の振幅は人それぞれやろけど、大なり小なりプラマイゼロになるんやろな。
「夢さめて どっこい生きてる よかたある」
今朝、悪夢から覚めて深呼吸、何故か「パピヨン」のラストシーンを思い出した。