でったい?観たかった原題"THE REVENANT"邦題「蘇りし者」を0950から観た。
「コナン人気」かあ?「昭和の日」祝日の朝の早うから行列や。20分も並んだで。
「事実に基づく物語」やし、ア・ゴ・イニャリトゥ監督が「自然光」に徹底的に
拘ったというだけあり、全編に壮絶な物語とともに大自然の圧倒的迫力があった。
「息をするんだ」という台詞と、水と空気と火、針葉樹林、魚、動物、人間やな。
坂本龍一の音楽が控えめ?に大役を熟し、松浦美奈訳「俺はもう死んでいる」や。
イ監督といえば「バードマン」であり「バベル」やと思う。特に「蘇りし者」は
「バベル」に「生きることのやるせなさ」という一脈が通じてるように思われる。
氷原と砂漠が象徴的やな。どちらにもそれなりの空気はあるが、水の有無は重い。
欧米文明が、北米原住民とメキシコ人乳母の文化を収奪した図式も一貫している。
「空気あり 水より重い 火の文化」
久々に映画を観て疲れた。肩に力が入ったんやろか?脳に清澄な水と空気のはず?