昨晩の不定期開催「紀之川クラブ」会合はいつものようにいつものように(高橋敬三風に?)
「っちゃっちゃ(むちゃくちゃ)」やった。「福井食堂」センターテーブルに集いし同級生10名は
経年変化激しいが会話は中学一年生のまんま、河岸を変え「明がマスターの店」でカラオケ
に興じ飲んで飲んで飲まれて飲んだ。当時バスケ部で中高同級生で弾き語りの店も行った。
深夜のタクシー待ちの際には介抱される方が介抱したりもしたのやった。広過ぎる背中やし。
それでも今朝は午前6時に起き朝風呂に行った。29期K君T君と3人で90分ぐらいのんびり
各種のお風呂に浸かって語った。「七福のちらし食いたい」とのリクエストにより七曲市場へ、
注文して出来上がるまで15分程市場を歩いた。K君は市場調査も兼ねているらしき雰囲気
を漂わせてる。懐かしいような市場のにおいがした、魚屋は海の匂いをしっかりさせていた。
「絶好の行楽日和」の音声を他所に、吉本新喜劇と上方お笑い大賞と昼間試合を楽しんだ。
"It is written."を「それは運命だった」と松浦美奈は字幕翻訳していた。「なるほど、納得」
である。冠だらけになった「スラムドッグ$ミリオネア」をレイトショウで観てきた。土曜の夜は
そこそこの混雑でそのポスターに人が群がる、そこには「運じゃなくて、運命だった」とあった。
アカデミー賞8部門の作品やったんやなあとあらためて思う。杯は重ねて冠を戴くちゅうこと。
ボンベイからムンバイへ、ヒンドゥーからイスラムへ、英米ソからBRICsへ、糞壷からバスへ、
平等から格差へ、貧から富へ、愛から憎へ、愛は愛のままで、時は流れずに積み重なった。
夢を見たような130分はあっという間やった。不思議と感動も感激もなくて、乾いたような熱と
時間を感じた、きっとわかりやすくてすごい映画やったからやと思う。生きることは楽しいぞと。
最終回の案内のアナウンスが聞こえてきた。「おっぱいバレーは5番スクリーンで・・・」やて?
「おっぱい」を公共の場で一日に何度も言うのは恥ずかしいやろけども、聞く方も何だか妙に
恥ずかしいぞ。おもしろそうな青春映画、綾瀬はるかが「ムンクの叫び」みたいになってたし。
「流れずに積み重なると時は今」