昨晩NHK「その時歴史が動いた」は三本立てでとてもおもしろかった。大タイトル「江戸の世
に挑む」、「伊能忠敬日本踏破」では「第二の人生」でどえらい大事を成し遂げた56歳から
71歳までの四万キロ踏破の人生に感動。「間宮林蔵北方探検」では凍傷で指が曲がって
も国禁を犯しても樺太が島であることを大陸には清国の役人が居たことを確認したど根性に
涙ちょちょぎれた。「ジョン万次郎と開国」では高校時代英語のリーダーで習ったことを思い
出した、えらい古い話。当時も?官民格差ちゅうのか官尊民卑やったんやなと思い知ったな。
偶々近くを通ったついでに県立図書館に立ち寄る。知の海を回遊する感じが嬉しい、独特の
雰囲気もええもんやな。とても不思議な感じやけど「哲学」前で「ここよ!」と呼ばれたような
気がした。「人生のほんとう」池田晶子著を手に取る、「人生を考える」という講義を本にした
ものやった。もう決してほんとうの声を聞けない方に語りかけられているような読書感がええ。
「行政」前では「ここだ!」と言われたような気がした。「脱藩官僚、霞が関に宣戦布告!」や。
どうも目が痒く鼻の辺りがくしゃくしゃするし鼻水も出る。鍋焼きうどんの湯気のせいでない。
「どないしたん?目ぇ赤いでー」「泣いてへんでー」「うわっ、花粉症ちゃうん?」「ちゃうよー」
花粉症の症状はひとによってその年その年で出たり出なかったりするものらしい。難儀やな。
無駄な抵抗かもしれんが「病は気から」というしこんなはずではないはずだと思うことにした。
「不思議だが本に呼ばれた図書館で」