金曜夜に大気ががらっと入れ替わった感じで涼しく爽やかやった。今はもう秋ですな。
今朝急に思い立ってスーパー銭湯「ユーバス」の朝風呂に息子を誘っても無駄なんで
ひとりで行ってきた。男湯女湯を入れ替えてあったのでとても新鮮な感じで良かった。
午前9時30分集合で後援会入会促進活動、今でもテニスボーイの29期硬式庭球部
Ki君とペアを組んだ。歩きながら「今夜はNHKが楽しみや!」「上海タイフーンやろ?」
「おお、それもやけど、その前の時代劇がええんや!たまらんのや!」に膝から崩れた。
正午に解散、懐かしくて美味い「めしや」のうどんを食べて、午後3時30分からどうしても
観たかった「おくりびと」をひとりで観てきた。満50歳になると、夫婦で、ひとり1000円で
観られることに今さら気づいたが、家内とは映画鑑賞傾向が著しく違うので効果なしや。
ひとりで観て良かった。ハンカチが目や鼻からの水分で重たくなってしまった。最近では
稀にみる涙量及び鼻水量やった。加齢により涙もろくなってるのか?とも思たんやけど、
大袈裟に言えば、どうも日本人の原風景とその魂と死生観に触れたからなんやろなあ。
今から家族四人で夕飯、どこにでもある普通のことがとても幸せなんやちゅうことが、よう
わかったなあ。息子と風呂入って好きなテレビ番組を見る、なんでもないことが幸せやな。
「映画ってほんとにいいですね」と思えたし、30年程前ナマで観た「上海バンスキング」の
余貴美子と笹野高史がいい。生きることは素敵で素晴らしい!「死は門なんだ」が沁みた。
「死生観涙あふれる鼻水も」