20年以上前、ハイファイオーディオ事業部のブランドはTechnicsとPanasonicであった。
National Panasonicという長ったらしいのやOEMのようわからんブランドネームもあった。
国内営業部の入口には松下幸之助翁直筆の「音は青春」の大書が掲げられていて、横目で
拝みながら?輸出部の入口を入る。左手に廊下分の部長室があり、そこを抜けると広い部屋
で、課によって背面管理やら対面管理やら椅子なし管理やらの思い思いのレイアウトだった。
今から思えば部下なしの課長席は窓際であった。ゆったりと新聞を読みコーヒーを飲んでた。
ざっと40人ぐらいの部屋の片隅にテレックスの機械?があり、トイレットペーパーをだらしなく
放りだしたように毎朝紙束がうず高く積もっていて、それらを仕分けして配るのが日課だった。
昨日読みそびれた日経夕刊22面(裏一面)にシンガーソングライター竹内まりやさんである。
インタビュー記事やけど「言葉に時代性が入るから、逆に音は新しくも古くもない、普遍的な
ものにしようと心がけています」とある。うーん、なるほど!なかなかこうは言えんなあと思う。
55年島根県生まれの3つ上、生まれた頃に魂百までやった?50歳の向こう側とこちら側?
先の土曜日に久々に乗った全日空機内で「竹内まりや特集」が流れていて、同行の数名が
それを聞いてて、ラウンド中よう聞かんとわからんぐらい自分なりのを口ずさんだりしていた。
旅館で雑談してたら「きょうは一日中頭ん中竹内まりややってん」があちこちで。音は青春!