午前十時の映画祭で「ペーパームーン」原題は"paper moon"('73年、米)鑑賞。
所謂ロードムービーで禁酒法時代の米国が舞台。実に頭の回転速い9歳女の子が
小気味よい。ぷかぷか煙草を吸うからPG12の意味がわかった。おもろかったあ。
角田光代原作で宮沢りえ主演の邦画「紙の月」もおもろかったが「堕ちてゆく」
ばかりで小気味良さがなかった。重たかったな。きょうのはラストシーンまで
晴れ晴れするよな気持ちよさがあった。「ワンスアポンナタイムインアメリカ」
でもお酒を巡る駆引きが描かれておった。「悪法もまた法」だが裏社会が発展?
「逆境や 生きてるうちに 知恵しぼれ」
「死んだら終わり」が沁みる。生まれてきたということは死ぬことだけが明確や。