「今はもう秋」である。「誰も居ない海」でもある。酷く暑過ぎた夏であっても、それが去る
のは、どうしようもなくもの憂くてもの寂しいものである。だからといって、ぐずぐずしてる
わけにもいかず、「季節が行くなら、我も行かん」と思てしまうのが中年男の嘆きかなあ。
9月も終盤、上がり3ホール(3ヶ月)を残すのみやな。これからは経験上「一気呵成」に
日々が過ぎ去って行く。ちょうど「ええっ?もう日が暮れたん?」みたいなもんや。ひとは
「ええ加減?」なもんで、「あづい~」「さぶい~」の間の「ええ季節」を何処かに忘れてる。
近頃、忘れ物などないのに「何か忘れもんしたかな?」と思うことが多い。思い起こせば、
人生そのものが「忘れもんだらけ」のような気もしないではないなあ。そんな時!「ひとは
忘れることができるから生きていくことができる」という言葉を噛み締めてみる。味がある。
「浅い秋 夏の輝き 懐かしく」
「我、遊びをせんとや生まれけむ」か?仕事の予定は立たんのに、遊びは要日程調整?