午後からは曇り空で夕立が来そうで来ない感じがどうももどかしい。蒸し暑いけれども
風は何となく涼しく過ごしやすい感じやな。「簾」の取り換え作業に勤しんだけれども
汗が噴き出た。かなり汗かきな方やと思うけどいっぱい出たぞ。新陳代謝と心得えよう。
「ペットボトル症候群」ちゅうのがあるらしい。水分補給のためにスポーツドリンクを
飲み過ぎて糖尿病になったりするらしいぞ。確かに単なる水よりはポカリスウェット等
を夏場には特によく飲んでるな。30年ほど前か?発売後の間もない頃に当時の恋人と
飲んでみて「なんじゃ~こりゃ~」と言い交わした憶えがある。汗の後は美味かったな。
「ビールに冷奴」とか「ビールに枝豆」とかの味も覚え始めた頃かな?ビールは兎も角、
何せ「豆腐」と「豆」やもんな。単品ではあんまり食すことのない脇役陣といえるやろ。
それが夏場には主役をも凌駕する強力な援軍に豹変するんやもんなあ。大したもんやな。
酒類は殆ど飲まなかった亡父でも、夏場はビールの小瓶と冷奴が夕飯の前座やったなあ。
勝手に人生の師匠と思い込んでる開口健氏の随筆や小説に出てくる飲食物を追体験して
いるようなところもある。ジャックダニエルズは何処でも買えるけど、セキフェ(豚の子宮を
切り刻んで酢を少々?)には生野の国際マーケットの路地の奥でやっと出合えたもんや。
「新しい天体」(絶版?)の主人公はそれこそ「飛行機と机以外」の飲食物に取り組むが、
最後の最後に行き着いたのは「水」であった。氏の飢餓体験に基づいており秀逸やった。
「ととちゃぶや 水を食べてた こともある」
小中学同級生のご主人が癌で亡くなった、若過ぎる。通夜式参列後、お誘いに向かおう。