昨晩の「桂ざこば独演会」はよかった。県文の小ホールの収容人員は400人ぐらいかと
思うが、ほぼ満席やった。やっぱり生の迫力ちゅうか、臨場感がええんやろなあ。落語は
「想像力の賜物」ともいうべきで、「座ってるのに歩いてる」し「ひとり沢山役」が話芸やな。
人情噺ちゅうんやろか「藪入り」がよかった。昔ながらの子を思う親心とそれに応える子の
成長がタン宮君の持論であるところの「人生は感情と勘定」をどこか思わせる。現代社会
では失われつつある「絆」とか「親子の情」とか「地域社会」みたいなもんか。映画「沈まぬ
太陽」で、親父と息子が牛丼屋で交わす会話にも何処か似てる。女の子はどうも苦手や。
ご一緒したサムライ顔の無表情29期武士道建築家も泣いて笑ってたようや。帰り掛けに
焼鳥屋で一杯飲ったので、バイクを置いて徒歩40分をかけて帰った。寒かったが清澄な
空気感、夜空には満天の星、日々の些細な事どもを忘れさせてくれる素敵な夜になった。
今朝は暗い内からもそもそと起きだして、3Km弱の距離を約40分歩いてバイクを取りに
行った。当たり前やけど、同じ闇の中でも夜と朝は微妙に違うのを実感できた。やっぱり
「朝は夜より賢い」のかもしれないと思った。今夜は拡大シカゴクラブで「成田屋」で「赤い
稲妻」や、嬉しい!10年ぶりテレビ出演の大好きな「森高千里」を録画しとかなあかんぞ。
「晩秋に三夜連続家空ける」
本日の体重 83.4Kg 昨夜遅く徒歩帰宅中にコンビニでおにぎり食うてしもた。